ミュージカル・テニスの王子様公式サイト/Musical The Prince of Tennis Official Web Site - Since 2003-2009:DREAM LIVE 6th



ミュージカル『テニスの王子様』コンサート Dream Live 6th公演レビュー前編☆

年に1度のお祭り、
ミュージカル『テニスの王子様』コンサート
Dream Live 6th!

今年も東京・神戸にて開催された夢のライブの模様をお届けします。

すっかりおなじみとなった1年トリオのMC。

「今日もみんなのお相手します♪」

と元気いっぱいに登場した堀尾・カチロー・カツオの3人組が、皆様に観覧にあたってのお願いをお伝えします。

スクリーンに流れ始めたオープニング映像に、会場は歓声の嵐!総勢47名の出演キャストが映し出されます。
全員の紹介が終わると同時に、越前南次郎がステージに登場。

「そろそろDream Live 6th、始めてもよろしいか?」

大きな歓声を合図に、Dream Live 6thがいよいよスタート!

『ザ・レギュラー』をモチーフにしたM1のオープニングソングに合わせ、全校キャストが登場。

青学、四天宝寺、氷帝、比嘉、立海、山吹、不動峰の7校が勢揃いし見せるダンスはまさに圧巻。

オープニングダンス後、ステージに残ったのは各校の部長(+副部長)たち。ライバルを前に、互いに闘争心を燃やします。
そんな中、「あれは誰ですか?」「知らんな」と忘れられてしまった山吹・亜久津。

決め台詞も手塚によって遮られてしまい、踏んだりけったりな様子。

続いて、手塚による「行くぞ青学!」という掛け声で始まったM2は、青学4代目による『Do Your Best!』。

レギュラー陣9名のそれぞれのソロパートでは、なんと客席からも大きな掛け声が!

青学によるナンバーがかっこよく決まり、続いては聞き覚えのあるドラムのビート。
『勝つのは氷帝』のリズムに合わせ、サブステージに現れたのは忍足・向日。
「勝つんは氷帝!」「負けるの青学!」「勝つんは…」
パチンと指を鳴らし、合図と共にメインステージに跡部が現れます。
新生・氷帝の面々も出揃い、『氷のエンペラーⅡ~氷点下の情熱』をクールに歌い上げます。
「決まったな…。」と跡部も満足げ。大きな会場・たくさんのお客様に緊張気味のメンバーでしたが、気合は十分の様子。

そこに現れた四天宝寺・金太郎。

「来たで~~っ、ドリライ!行くで、四天宝寺!」

金太郎の掛け声と共に四天宝寺のメンバーがメインステージに集合。
『勝ったモン勝ちや(譲れないプライオリティ)』ドリライ6thアレン
ジバージョンで、新たに加わった各キャラのダンスパートは迫力満点!

ドリライ初参加の四天宝寺ですが、いつも通りの楽しいやりとりを繰り広げます。

続いては、四天宝寺の聖書(バイブル)・白石によるソロ、

『エクスタシーⅡ~GO GO FUJI!GO SHIRAISHI!Ⅱ』

途中、不二も参戦し、全国大会準決勝戦S3を再現。
四天宝寺のメンバーも一丸となり白石にエールを送ります。

ドリライでも無駄の無いパーフェクトなテニスをみせる白石に、会場の興奮も絶頂に!

白石のソロが終わり、舞台に取り残された不二。

「このまま負けたんじゃ、なんか悔しいや。」

勝利への執着心をあらわにし、情熱的に『僕は変わる』を歌い上げます。
歌い終えると、「よしっ!!」とやりきった表情。

「みんなも一緒に!」と、客席巻き込んでさらに大きくガッツポーズ。

次に登場するのは、立海・真田。
『これが勝負というもの~非情のテニス』をドリライ6thソロバージョンでお届け。
重厚なナンバーを見事に歌い上げ、王者の風格を見せ付けます。

ソロを終えた真田に対して、ゲスト校(木手・亜久津・橘)から「あなたばかり格好つけすぎですよ」と突っ込みが。
そしてゲスト校として、誰が青学とメインで戦うのかを競うことに。
この日の対決内容は?
「かっこいいポーズ対決だ。」
コミカルなやり取りで笑いを誘います。

他校軍団のやりとりに痺れを切らした木手が、知念・田仁志と共に 『俺は殺し屋と呼ばれる男~ダークホースⅡ』を披露。黒い衣裳に身をつつんだ木手はまさに“殺し屋”の呼び名に相応しい出で立ち。
客席に飛び込み、番狂わせの嵐だけでなく、大きな歓声の渦を巻き起こします。

続いては、手塚を筆頭に青学4代目レギュラー陣が送る『油断せずに行こう』。
スクリーンに初代からの手塚の映像が流れるという、歴代の手塚国光に敬意を表した演出は、6年間受け継がれてきたテニミュの歴史を感じさせます。

「みんな、楽しんでる?」

清々しい笑顔で客席に呼びかけるリョーマ。
青学4代目としては、2回目のドリライ。気合十分な彼らは、前に出たり、目立とうとしたりで、 チームメイトとは言え、ライバル同士けん制しあう姿は、まさに互いを高め合う青学レギュラー陣そのもの。

その中で、手塚からソロを指名されたのは、青学の超一年生(スーパールーキー)こと越前リョーマ!

真田も登場し、関東大会決勝戦のナンバー『SAMURAI』を披露。
サブステージでは迫力満点のアクションも行われ、会場のテンションは更にヒートアップ!
クールに歌い終えたリョーマに、真田から激励のメッセージが送られます。

「その勇気と自信、認めてやろう。」

「おい、チビ!次は俺様が相手だ!」

真田と入れ替わりで現れたのは、氷帝・跡部。
全国大会準々決勝戦S1の戦いが再びステージによみがえります。

『氷の世界』でリョーマを追い詰める跡部。相手の死角をつく超攻撃型のプレイスタイルは、会場の 雰囲気をも支配するほどの迫力。

対するリョーマは『俺は燃える』と、跡部に真っ向対決を挑みます。

リョーマのソロナンバーが決まると、ステージに現れた手塚から力強いメッセージが。

『お前は青学の柱になれ』

これまでの戦いを経て深まった信頼関係と絆が垣間見られます。

歌が終わり、スクリーンに映し出されたのは、焼肉屋の様子。
ドリライ6thでは、原作で大人気の「焼肉の王子様」を映像でお届けします!

勢いよく入店する青学レギュラー陣、てきぱきと料理を運ぶ1年トリオ、焼肉に興奮気味の四天宝寺、我先にと席に着こうとする氷帝、何かをたくらんでいる様子の比嘉。 焼肉屋に訪れた一行に、何が待ち受けているのか…?

原作に忠実に再現された数々の場面に注目です!


後半に続く。







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