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とうとう今日は千秋楽。昨日から小(チビ)ユウキこと川久保くんは大泣きです。大好きな『テニスの王子様』に出られる嬉しさと、お兄さん達の中で一人だけ中学生という不安の中で始まった稽古。自分の反省や、メンバーの注意点を壇太一ノートに書き綴りながら、一生懸命みんなについていこうと必死でした。そんな川久保くんを温かく見守っていたのは、今回お父さん役を買って出た豊永くん。豊永君曰く、初めて親の気持ちが分かったとか。そんな川久保くんにつられる様に、大(ダイ)ユウキこと大竹くんも「もう堅治くん(青木くん)とダブルスをやれるのは、あと1日しかないんだ。」と大泣き。加藤くんも「みっちゃん(篠田くん)のおかげでここまでこれたんだ。」と言葉を詰まらせていました。二人とも初舞台だった夏の公演から、ダブルスペアの先輩に教えられたり、支えられたりしながら、舞台の楽しさ、やりがいを覚えて急成長。その感謝の気持ちは言葉では表せないのでしょう。
千秋楽に向けて楽屋入りしたメンバー達。「まだ泣くなよ!」「お前こそ」とか「本当に今日で終わりなんだ…」「淋しいよ」と口々に。加治くんの目にはもうこみ上げるものが…。でもメイクをする横顔にはこの4ヶ月で培った自信が見受けられました。当日券で入れなかったお客様が沢山いると聞いたメンバーは、その方たちのためにも頑張らなければ…とさらにモチベーションを高め、遠藤くんの集合の合図に円陣を組みます。座長の「最後だ!気合入れていくぞ!!」に22人が力強く応えました。舞台上に上がってからも改めて青学(せいがく)チームが円陣を。城田くんが「最高の"ラン・ラン・ラン"を見せてやろうぜ」と、そして遠藤くんが幕の向こう側のお客様に聞こえる位力強く「青学(せいがく)〜、ファイ!」「オウ!!!」。堪え切れずに袖で涙を拭いている足立くんにメンバーがそっと声を掛け励ましていました。
幕が降り、泣きながら抱き合うメンバーたち。プレッシャーや不安と戦いながら、昨年10月からハードな稽古を続け、課題・反省点はありながらも、「やりきった」という泣き顔でした。辛い事もありましたが、みんなで乗り越えてきた4ヶ月でした。
そしてファンの方の応援を糧に、新生テニミュは走り始めました。
これからも、応援どうぞよろしくお願い致します! |
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© 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト ©
許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
 
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