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■手塚国光役 南圭介
――まず、自己紹介からお願いします。
南圭介、二十歳です。2年前、映画でデビューして、その後も2時間ドラマやwebドラマなど、映像系のお仕事を中心に活動しておりました。現在、大学三年生です。仕事と勉強を両立しながらがんばっていきたいと思っております。よろしくお願いします。
――今回はミュージカルで、歌・ダンス・芝居とありますが、得意なのは?
得意と言えるか分かりませんが、経験から言えば、やっぱり芝居ですね。ダンスは、今回のオーディションで初めて人前で踊ったんですが、すごく楽しかったので、ダンスもがんばってやっていきたいと思いましたね。歌は…カラオケはよく行くんですけど、人前で歌った事がないので…どうなんでしょう(笑)。
――舞台のお仕事は、初めてですか?
そうですね、よく観には行くんですが。一公演ごとに違う空気感やライブ感、会場の一体感などがあって、一観客としてミュージカルは大好きですね。
今回、初舞台なので、緊張や不安はありますが、新しい事に挑戦できるという恵まれた環境で、自分の力を100%出せるようにがんばりたいですね。自分の可能性をもっと拡げたいです。
――テニスの経験は?
大学のテニスサークルに入っている友達と、遊び程度に…。左は初挑戦なので、そこが問題ですね。できれば、地獄の猛特訓みたいなものも体験してみたい。(笑)スポーツは大好きで、ずっとバスケをやっていたんですけど、とにかく体を痛めつける厳しい練習とか燃えるので。縄跳び二千回の後、走り込み、みたいな。
――この手塚国光役に決まった時はどうでした?
ホント、嬉しかったですね。外にいる時、事務所から電話が掛かってきて知ったんですけど、「やったぁ!」って周りの目を気にせず、はしゃいじゃいました(笑)。オーディションが1次、2次、3次、最終…と長かった分、受かった時の喜びは大きかったですね。今回のチャンスは絶対ものにしようと、オーディション中は、左手中心の生活したり、ひたすら手塚を研究しましたよ。
――『テニスの王子様』の原作は、以前から知っていましたか?
知ってましたね。最初は友達から単行本を借りて読み始めたんですけど、最近は続きが気になるので、ジャンプを買って読んでいます。
――好きなシーンなどはありますか?
手塚と跡部の試合はすごい好きですね、個人的に。あの試合はやっぱり盛り上がりますね、うん。
――好きなキャラクターは?
僕、結構ダビデが好きなんですよね。真顔でギャグを言った後の自己満足した空気が好きですね。だから今回のミュージカルも、すごい楽しみですよね。
――手塚と南君に、共通点はありますか?
僕も中学時代、部活の部長をやっていたというのがまず同じですね。あと、内面的なことで言えば、手塚は勝ちへの執念だとか、チームにかける想いというものが一番熱い男だと思うのですが、そういう熱さは僕も同じように持っているかな、と。ただ、自分は手塚ほどクールではなく、熱い方だと思います。あんまり表には出ないタイプみたいで、普段はクールに見られるんですけど。…あ、そういう意味でも、やっぱり手塚に似てるのかな?
――これからどうやって役作りしていきたいと思っていますか?
手塚の歴史を全部背負いつつ、僕自身の持っている全てで手塚を演じたい。また、先輩方が作ってきた手塚のイメージも壊さずに、その中で自分の色を出していけたらいいですね。
――テニミュは観ましたか?感想は?
氷帝の冬公演をビデオで観ましたが、やっぱりみんなすごいですね。イメージ作りも忠実で、細かい動作にもキレがあって…。手塚役の城田君は、歌が上手いし、かっこいいし、オーラがあるし…僕も「がんばらなきゃ」って、感化されました。
――青学(せいがく)メンバーと会った感想は?
みんな明るくて、礼儀正しくて、話していて楽しいですね。みんなオーディションの時からの顔見知りなので(笑)、これから一緒にやっていくんだっていう仲間としての意識をもう僕は持っていますし、たぶんみんなも持っていると思います。
――部長として、まとめていけそうですか?
そうですね(笑)。そこなんですよね。支えていけたらな、とは思いますね。先輩である相葉君を中心にして、僕はいろいろなことを吸収しつつ、助けられることは全力で助けていきたい。チームの「土台」みたいなものになりたいですね。役としてチームを引っ張るだけじゃなく、後ろから押すことも忘れずに、バランスよくやっていきたいです。
――最後にHPをご覧の皆様にメッセージを。
今年はサッカーワールドカップということで、23人の侍が決まりましたが、我々、青学(せいがく)・六角・氷帝・1年トリオという26人の侍の応援の方もよろしくお願いします。精一杯がんばります!
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■大石秀一郎役 滝口幸広
――まず、自己紹介からお願いします。
滝口幸広、21になります。高校卒業して役者を目指し、東京へ出てきました。千葉の海や山、川もある大自然で育ちました。
――俳優を目指すようになった、きっかけは? 小さい頃は洋画ばかり観ていたんですけど、高校生の頃に邦画をよく見るようになって、「芝居って面白いな。自分もやってみたい」って思ったのがきっかけですね。
――将来的には、映画のお仕事がやりたい? 芝居をはじめて2年くらいなので、まだ自分が映像向きか舞台向きか正直わからないですね。今は、いろいろなことにチャレンジして、自分を試していきたいです。僕の勝手なイメージだったんですが、舞台って毎日同じことをするじゃないですか。それってなんか飽きちゃいそうで嫌だなって、はじめは思ってたんです(笑)。でも去年、実際に舞台のお仕事を経験してみて、お客さんの前で芝居をして、生の反応が返ってくることに驚いたんですよ。リアクション一つで毎日反応が違う。「そうか、それじゃあ明日はこうしてみよう。明後日はこうしよう」と、やっているうちに、舞台ってすごく面白いなぁと思うようになりましたね。
――すると、舞台は2回目ですね。 そうですね。ただ、今回は原作やアニメがあって、これまでのテニミュもあって…それらを踏まえてやらなければいけないので、必ずしも自分に当てはめれば良いと言う芝居ではないので、難しいだろうな、とは思ってます。
――テニスの経験は? たまに友達と遊び程度に、というくらいですね。実はおとといも友達とテニスをしてきたんですが、次の日、体が痛くて痛くて(笑)。友達が結構上手くて、一緒にやっていると、なんだか自分も上手いような気がするんですよ。打ったら必ず自分の打ちやすいところに返ってくるし。でも同レベルの人とやったら、まったくラリーが続かなくて(笑)。難しいですね、テニスって。もっともっと練習しないと。
――他の青学(せいがく)メンバーに会った印象は? みんな若いな、というか年下のコが多いなっていうのがありましたね。話すことも何を話したらいいんだろうって思って。やっぱり年が3つ4つ違うと多少ジェネレーションギャップが…。
――滝口くんも充分若いと思いますが…(笑)
いや、3つ違うだけでも小さい頃の話とかをすると、「はぁ…」みたいな反応が返ってくるんで…。この前、青学(せいがく)のみんなで撮った写メールを母親に見せたら、「あんた、オジサンじゃない?」って言われましたよ(笑)。
――大石秀一郎と自分との共通点は? 自分の性格的にも、結構人の面倒を見るのが好きなんですよ。これは父親譲りなんですけど、とにかく人の世話を焼くのが好きで。よその子でも平気で怒ったりするし、今時珍しい古いタイプのオヤジなんですよね。まさに僕にもそういうところがあって、すごく似てると思いますね。大石と違うかなっていうところは、思ったことをすぐ言葉にしちゃうってことくらいですかね。
――テニプリの原作は以前から知っていた?
読んでました。小さい頃からマンガが大好きで、雑誌も週3冊買ってるくらい。中学の時は、机の引き出しに隠しながらテニプリを読んでました。「テニス、すげぇ!」って思いましたよ(笑)。学校の軟式テニス場で、友達と「この技、できるんじゃねぇ?」って技を試してました。昨日テニスをやった時も、そのテニスのうまい友達が、ツイストサーブを実際にやってくれたんですよ。顔に向ってくるほどじゃないですけど、ホントに体に向ってくる感じで。「これがツイストかぁ」って感動しましたね。
――それでは、夏公演に向けての意気込みを聞かせてください。 自分も含め、メンバー全員体を壊さずに、初日から最後までパーフェクトにお客様を楽しませることが出来るようなミュージカルにしたいと思ってます。
――最後にHPをご覧の皆様にメッセージを。 これまでのテニプリを継承しつつ、新しいテニプリの面白さを掘り下げて、皆さんの納得のいく楽しいミュージカルにしていきたいと思うので、どうか温かく見守ってください。
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© 許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト ©
許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプランニング
 
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