クローズアップ
城田優×相葉弘樹 編
城田優 相葉弘樹
城田優
【手塚国光役】
相葉弘樹
【不二周助役】
――それでは、Dream Live 2ndが終わってからのお仕事などについて。
城田 僕は柳と一緒にラジオやってます。いや〜、ラジオって大変ですね。しかも、今ではすっかり柳の暴走を食い止める役になっちゃってて(笑)
相葉 僕は学校に行ってました。学校も大変ですよ!(笑)あと、青学(せいがく)メンバーは合宿に行って、テニスの修行をしてきたよね。
城田 僕は体脂肪率4%減っちゃいましたから!若干、筋肉もついて。
相葉 アダーチンも筋肉つきましたよ!
   
――じゃあまず、『Dream Live 2nd』について。ライブを終えてみての感想は?
城田 とにかく楽しかった!この間テレビでMTV見てて、会場がNKホールだったんですけど、それを見て改めて「すごいところでやったんだなあ、俺ら…」と(笑)当日はもう、そんな事を実感するどころじゃなかったしね。6千人の人が「ウワー!」となってて、その前に出て…なんて、今までそんな経験なかったですから。
相葉 ホント、すごかったよね。
城田 今まで僕は振りを忘れる事なんてなかったんですけど、もう頭っから忘れそうで、ヤバかったです!手塚部長、落ち着いてられませんでした(笑)
相葉 でも間違えなかったでしょ?
城田 振りは間違えなかったけど、トークコーナーであまりにも緊張しすぎて、「何しゃべるんだっけかな…」って思い出してたら、不二の台詞いっこ飛ばしちゃって。
相葉 あ〜、そうだったね!(笑)
城田 自分らで決めたネタ部分なのに、「あ!」「う?」ってかぶっちゃったから、思わず「あ、すまん!どうぞ」って(笑)
相葉 僕はね〜、意外に落ち着いてましたね。初舞台の山吹公演の時の方が緊張した!
城田 あ、そう!?
相葉 始まる前はすごい緊張してたんだけど、オープニングのダンスで出た瞬間もう「き〜もちいい〜!!」ってなっちゃって(笑)テンションがヤバかった。鳥肌立った!
城田 俺も2回目は「き〜もちいい〜!」ってなったけど、1回目はもう「どうしよ、どうしよ」だったな。1stライブのときのゆーやんの気持ちが解った(笑)
相葉 始まる前、みんなで隙間から客席を覗いて見てたんですよ。ペンライト見て、「うわ〜!なんじゃこりゃー!!」ってカンドーして。「ヤバッ!こんなに大勢の人の前に出るんでしょ!?」って、その時がいちばん緊張してた(笑)でも本番では、不二のキャラを崩さないよう自分も出しつつ、頑張りました。ちゃんとやりたい事が出来たかなって…うん、まあ…良かった!!(笑)
城田 客席降りたのも楽しかったね。
相葉 うん、面白かったね!!歓声がすごくて、なんだか1日アイドル?になったみたいな…
城田 ホンとにね!もう、僕らどこのアイドルかと(笑)
   
――ハプニングなどはありましたか?
城田 オープニングとエンディングってフォーメーションとかがちょっと似てるんですけど、ゲネでゆーやんが間違えて、出てこなかったって事があったね。
相葉 オープニングじゃなかった?
城田 オープニングなのに、エンディングだと思って出てこなくて。俺とリョーマでセンター分けだったから、踊りながら、「あれ?いねぇなあ〜?」って(笑)あとでゆーやんも「ゴメンゴメン!!」って焦ってたけど、ゲネで良かったよね(笑)
相葉 そう言えば僕はマイクテストの時、思いっきり音を外したんですよ(笑)
城田 あ〜爆笑を取ってたね!そう言えば(笑)
相葉 マイクのテストで「不二周助役の相葉弘樹です」とかしゃべって、アカペラで「♪青学(せいがく)の名をかけ〜」ってところを歌ったら、フツーに外してた!(笑)それで大爆笑になっちゃって。すごい心配になって、本番中もずっとテープ聞いてたんですよ。本番は…どうだったでしょうね?城田くん。
城田 大丈夫じゃない?!
相葉 ホント!?じゃあ、あそこで外しといて良かったんだ(笑)
城田 でも音はホント大変だったよね。特にスピーカーから近いと自分の声が全く聞こえなくて、勘で行くしかなかったから、きつかったね。
相葉 いつも聞いてる曲がさ、音が大きくなると「え?この曲だっけ?」って分かんなくなっちゃうくらい。
城田 跳ね返って来る分、違う音に聞こえてくるからね。あと、俺的にすごく面白かったのは、途中、舞台袖にハケてるとき、ちょっと飲み物取りに行ったんですよ。そしたらなんか黄色い物体が動いてて…(笑)見たら、上島先生がアヒルの着ぐるみ着て、鏡の前で「こんな感じかな〜」とかポーズを作ってて…
相葉 ホントに!?(笑)
城田 「うーん、ラケットないと分かんないな〜。おーい、誰かラケット持ってきてー」って…(笑)それがすごい面白かったですね。あとね、乾と観月の『分析』ってあったじゃないですか。午後の部で俺のネタが出てくる予定だったんですけど、あれ、二人ですごい練習してたんですよ!ホントは5倍くらいの長さのネタだったんです。でも全部すっ飛ばしちゃって。
相葉 「何か台詞を忘れてないかい?」「いや、お前だろ!」ってやつだよね(笑)
城田 俺もね〜、「午後やるから」って言われてて、楽しみにしてたんですよ。なのに全カット!せっかく俺のネタなのに!(笑)あれ、乾は楽屋でかなり反省してましたね〜(笑)
   
――今回でリョーマ役の遠藤くんが卒業でしたが…
城田 僕らの仲間であり、先輩でもあり、やっぱりすごく頼りにしてた人物だったんで、その分ライブでも「頑張ろうね!」って感じで、青学(せいがく)チームは全員一丸となって卒業を見送りましたね。
相葉 僕はライブで、"不二とリョーマのダンスバトル"をやったんですけど、今回一緒に出来たのが良かった。曲の最後にけっこう難しいダンスがあるんですけど、そこを一緒に居残りして練習したりして。今回のダンス、すごい頑張ったんですよ!自分でも難しいなって思ったくらいのダンスだったから、ダンス経験者ではないゆーやんが、「あ、ここまで頑張れるんだ」って思えたし、ゆーやんと出来て良かったなって。やっぱり今までゆーやんが青学(せいがく)を引っ張ってくれてたので、卒業って言うのはすごい…寂しかった。ゆーやんのリョーマ、大好きなんですよ。
城田 俺も!僕らにとっては、ゆーやんのリョーマが原点みたいなところがあるんですよね。で、まあ今まで青学(せいがく)を引っ張ってくれてたゆーやんが抜けたら…今回からは確実に俺がリーダーシップ取らざるをえないんだろうな、と(笑)
相葉 まあ、ズッキーもまとめようとはしてるけど…(笑)
城田 もうなんか、口出しせずにはいられないというか…俺ももう、自分がまとめてもいいかなって思ってちゃって!(笑)
   
――ライブで色々な曲をやりましたが、好きな曲って?
城田 俺はもう、ダントツで『クリスタル』!本番では泣かなかったですけど、ゲネの時にあの曲でゆーやん泣いちゃったんですよ。それでもう俺らもジーンときちゃってて…あれ、歌ってるだけでもジーンときちゃうんですけど、「♪自分との戦い〜」って、来るものがあって…。『クリスタル』と、『ラン・ラン・ラン』が、ゆーやんと僕らの青学(せいがく)メンバー、唯一の曲っていうか。
相葉 分かる!『クリスタル』はいいよね。
城田 自分で歌ってても感動しちゃうくらい、歌詞もメロディもすごいきれいで。そんな歌を最後、ゆーやんとメンバー一緒に歌えたのが良かったなって思って。
城田 あと、やっぱり振付で覚えてるのは『ラン・ラン・ラン』だよね。
相葉 あれはね〜!
城田 200回くらい踊ったもんね!
相葉 あれはハードだよね。難しいとかじゃなくて。
城田 僕らレッスンとかライブとかも含めていろいろ踊ったけど、やっぱりあれが一番キツイっす!(笑)たぶんテニミュの歴代の曲の中で一番ハードなんじゃないかな。あと振付では、『チャレンジ』も好きかな。
相葉 僕は、どの曲も全部好きなんだけど…『これが青学(せいがく)レギュラー陣なのだ!』は好き。今回みんなパートも変わって、新しい曲に聞こえる感じがしたなって思って。新キャストの青学(せいがく)レギュラー陣のカラーが出せたかなって思って、好きですね。
   
――さて、それではいよいよ氷帝戦ですが…
相葉 負けませんよ!
城田 ヤバイですよ!ホント、負けてらんないよね!「♪負けては〜ならない〜」
二人 「♪プレッシャ〜」
相葉 今回のテーマは"ガチ"ですから!真剣勝負だよ!
城田 ガチでね!…でも跡部役の加藤くんって、友達なんだけど面白い人だよ。ああ見えて、城田さんなみに変顔も上手いし。
城田 いやいや、でもそこはね。俺とはライバルなわけだから。
相葉 僕は慈郎とも仲良しだしなあ…戦うけど(笑)
城田 とにかく今回は、氷帝っていう大きなライバルとの戦いでもあり、ミュージカルも2度目で、ドリームライブも経験してるんだし、どのくらい成長したかって事をお客さんに見せなきゃいけないって事と共に、自分の中でも「成長できたな」って思えるくらい真剣に稽古して、レベルアップした青学(せいがく)を届けたいですよね。柳も加わるし、僕らも成長して、サナギから蝶になるように、新しく生まれ変わった青学(せいがく)を!
相葉 しかもねー、僕ら超仲良くなったんですよ。
城田 一週間のテニス合宿でね。柳は来れなくて8人だったんですけど、8人全員一部屋で寝泊りして、とにかく仲良くなっちゃってね。
相葉 絆が深まったよね、ホントに!
城田 みんなで夜中まで語り合って。
相葉 僕は泣いたもんね(笑)
城田 ホント?なんで?
相葉 あれ?見てないっけ?部屋でね、語ってたら…
城田 そうだったんだ!みんな熱かったよね。…なのに、朝みんなが寝てるところにこいつがロフトから急に飛び降りてきて、「ここは動物園じゃなーい!!」って、もー分けわかんない事を叫んだりとか(笑)
   
――それって、何かのネタなんですか…?
城田 一時、ニュースになった関西の"騒音おばさん"の…でも「動物園」なんて言ってないよね?(笑)
相葉 いや〜、なんか分かんない、出てきたの(笑)
城田 それが俺のツボに入っちゃって。
相葉 「ここは水族館じゃなーい!」とか。意外とウケたよね!城田さんがウケると思わなかった。「アレ?これが城田さんのツボなんだ?」って思って、何回も繰り返し言ってたら、何回も笑ってくれてびっくりした(笑)
城田 俺、青学(せいがく)の中で笑わせられたのこいつが初めてですよ!最近パクってますもん。マイブームですよ!
相葉 もうインペリアル動物園(?)ですよ!
城田 面白いよマジで!(笑)とにかくね〜、青学(せいがく)レギュラー陣、すごく仲いいですよ!
相葉 いい舞台できるよね、絶対!今までは守りだったんですよ、僕ら。これからはもう、攻めで行きますから!
   
――じゃあ、氷帝メンバーに何かひとことありますか?
城田 青学(せいがく)の部長として、これだけは言っとく!「負けません!」
相葉 青学(せいがく)も青学(せいがく)で、個性派ぞろいだもんね。とにかく、成長した僕らを見せたいね!
城田 今までとは違うからね!仲良くなろうというより、良きライバルとして「よろしくお願いします」と。
   
――それでは最後に、HPをご覧になっている方にひとこと!
相葉 柳さんが加わって、『side山吹』公演とはまた違った、新しい青学(せいがく)が見れると思うんで、氷帝戦での成長した僕たちを楽しみに待っててください!
城田 今回、前回よりもチームワークがガチっと固まって、氷帝戦への意気込みも、僕らが熱く語ったみたいに、みんな同じ事思ってると思いますんで、とにかく「暑苦しいよ!」と思うくらいの演技、歌、ダンスが見れると思います!たぶん、目が勝手に青学(せいがく)にいっちゃうような舞台になります!"します"ではなく、なります!とにかく、僕ら青学(せいがく)が輝く舞台にしてみせます!山吹公演よりドリームライブ、ドリームライブよりも氷帝公演と、確実にアップして…
相葉 あっぷあっぷですよ!…って、意味違うなこれ(笑)
城田 UP!UP!(笑)でね!それから、友情出演・日替わり出演のみんなもね。特にヒデとは、ライブの稽古中からいろんな悩みを相談しあったり、プライベートでもすごい支えあってて、今回もいてくれることがすごく心強いんですけれども。強力な応援もあって、快く氷帝と戦えると思うんで、みんなにも応援してもらいたいなと思います。
相葉 思います!よろしくお願いします!
 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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