ダイアリー

東京公演 楽屋1
 

いよいよ始まりました、
ミュージカル『テニスの王子様』 The Progressive Match 比嘉 feat. 立海。
青学(せいがく)4代目のお披露目です!
すでに観にいらした方からは、VOICEや劇場のアンケートでメッセージをいただいております! ありがとうございます。
このダイアリーでは、2月11日の千秋楽まで、各劇場での楽屋風景をお伝えしていきます。

12月14日
この日は、立海メンバーに落ち着きがありません。
実は、幸村精市役八神くんの誕生日だったのです。立海登場から早1年。
サプライズを数々してきた彼らは、一巡したところで普通に祝ってみようということになったようです。
劇場入りをして、サウンドチェックが終わり、メイクの前の時間になんとなく八神くんの鏡前に置かれたケーキ。
当の本人が入ってきて何気においてあるケーキにビックリしていると
「あ、誕生日おめでとう。」
とメンバーから、普通のテンションでお祝いの言葉。
嬉しいような、期待はずれのような…。
「実は劇場入りから、サプライズをちょっと楽しみにしていたんだ…」
と八神くんからの一言でその場は大爆笑。
改めて「おめでとう!」とメンバーから言われ、逆に忘れられない誕生日になった八神くんでした。

 

東京公演 楽屋2

12月某日
この日は、原作の許斐先生が観に来てくださいました!!
初対面の青学(せいがく)キャスト達を始め、全員がこの日を心待ちにしていました。
終演後、楽屋に集合する足取りが浮き足立ちます。
そして先生が楽屋に入ってくると、いきなり緊張する面々。
まずは公演全体の感想、そして一人ずつにコメントと握手をしてくださいました。
 
「菊丸の絆創膏はもうちょっと下だよ」
と言われた浜尾くんは、改めて原作の菊丸とにらめっこ。さらにパワーアップした菊丸になりました!!
 
「こんな髪型でごめんね」と大石役の豊田くんに一言。
このコメントに、当の豊田くんは「僕は、この髪形好きです!!」と熱い瞳で訴えます。
確かにこの髪型をキープするのは難しいようです。豊田くんはよく触角部分を気にして鏡を見ています。
 
そして、ジャッカル役の夕輝くんは先生に会えたらどうしても伝えたい事がありました。
それは「全国大会にジャッカルを出してくれてありがとうございました!」でした。
皆、自分のキャラクターが本誌に登場すると、それだけでテンションが上がるようです。
直接その事を原作の先生に伝える事ができて、嬉しかったようです。

 

東京公演 楽屋3
 
 

普段の楽屋はかなり自由空間です。各々の時間で準備を進め、休み、ウォーミングアップをしています。
比嘉メンバーの松崎くんは、前回公演で登場したLuke.C(ルーク)くんと林野くんが
手際よくメイクをしているそばで四苦八苦。
出来上がりを見せてもらうと、確かにまだちょっとぎこちない感じ。
一方、手際よくきれいにメイクをするのはヤスカくんでした。
巨体を動かす松崎くんは日々ストレッチとマッサージを欠かしません。
マイペースな比嘉の中心にいるLuke.C(ルーク)くんも
日々、自分のペースで木手永四郎に変身していきます。
 
対して、青学(せいがく)メンバーは一緒にいるメンバーが大体決まってきました。
ゴールデンペアの二人は、今回の芝居上での関係性を、初日があけてからもよく話しています。
意外に青学(せいがく)のネタメーカーは古川くん!?
想像を絶するネタの数々が、青学(せいがく)楽屋で大流行。古川くんにノってくるのは渡辺くんと阪本くん。
鏡前が隣なので、話す事が多いようです。
いたずらトリオは高橋くん、牧田くん、平田くんです。
気が付くと悪巧みをしているか、ビデオを見て自分の動きの研究をしているか、ケータリングを食べているかしています。
小笠原くんは本当にお父さんのように皆を見て、マイペースに準備をします。前に出すぎず、後ろに引き過ぎず、皆との距離もタカさん並です。
柳下くんは先輩の貫禄で、ネタを合わせたり、声出しを先頭きってやったり他のチームとコミュニケーションをとったりしています。
自由時間に世間話をするのは、牧田くんのようです。
 
立海楽屋には一年トリオの三人と伊礼くんも一緒です。
お帰りなさいの伊礼くんは、久々の楽屋に感動しつつ、すぐに主(ぬし)のような存在に。
キャストの皆は困ったことがあったら伊礼くんに聞くようです。
そして一年トリオも楽屋に関してもベテランの域に。自分たちのペースで稽古をして、準備をします。
立海メンバーは、各々過ごし方が違っています。時間があると、絵を描き始める大河くん。
前回の公演DVDにも登場していましたが、キャストがこぞって描いて貰いたがる程の腕前です。
ケータリング前にいるかイヤホンで音楽を聴いているのが夕輝くん、
筋力アップを目論む(もくろむ)馬場くんは秘かにトレーナーさんと訓練をしています。
楽屋で落ち着いていることが多いのは3強の八神くん、兼崎くん、小野くんです。
 
それぞれの楽屋で、雰囲気もばらばらですが、やはり学校の色が良く出ています。
これから大阪・香川・愛知・小松・福岡・岩手(一ノ関)と進んでいき、
どんな成長をしていくのか、 皆様お楽しみに!

 

 © 許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプランニング
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