クローズアップ

CLOSE UP第一弾は、比嘉中メンバー全員集合対談!
ウワサのヒール軍団の作戦会議は、意外にも和気あいあいとしたテンション。
稽古後は〈比嘉ミーティング〉を欠かさないというチームワークの良さで
この公演にかける思いを語ってもらいました。
まずは前編をお届け!

--いよいよ全員揃った比嘉中。さっそく自己紹介をお願いします。
 
Luke.C
(ルーク) 

木手永四郎役のLuke.Cです。
えー、テニミュ史上最強のヒール軍団をまとめる部長として…甘くならないよういきますよ〜。

林野

知念寛役の林野健志です。夏の公演はルークと2人だけでしたが、
それでも観客の皆さんにはかなりインパクトを与えられたと思うので、
冬はさらに比嘉中全員揃ってのインパクトを出していければいいですね。

齋藤

平古場凛役の齋藤ヤスカです。比嘉はヒール軍団と言われてますけど、正義のあり方が違うというか、
本人たちの信じるところがあってこそのあの雰囲気なんだと思ってます。
比嘉のスタイルを通し、平古場を全うしていきたいです。

篠谷

甲斐裕次郎役の篠谷聖です。甲斐は比嘉中の中でも一番元気のあるキャラクターだと思うので、
とにかく体力勝負で。比嘉中パワーで楽しく舞台をやり遂げたいです。

松崎

田仁志慧役の松崎裕です。「読んで字の如く」ならぬ「見て田仁志の如く」という感じで、
本番までにさらにひと回りもふた回りも大きくなって舞台に挑みたいです。

 
 
-- ルークさんと林野さんは夏公演からテニミュに参加しているということで、 まずは前回の感想などをお聞かせください。
 
林野 初日、舞台の袖にいるときまでは本当に不安もたくさんあってかなり緊張してたけど、
出た瞬間「やっぱり楽しいな、舞台って気持ちいいな」って思えました。
公演を重ねるごとにちょっとずつ自分に余裕が出て来て、毎回「より知念に近づくには」っていうことを考えて、
密度を濃くしていけるよう舞台に立つようにもなったし。
舞台は一発勝負、セリフを発するその瞬間に向かって集中していく気持ちとかどんどんこだわりも出て来て、 稽古ではわからなかった部分にすごく力が入った。
Luke.C 俺たちの出番は10分、15分の中での勝負だったけど、負ける気はぜんぜんしなかったよね。
林野

そう。お互い「全部持ってってやる!」って話してて。
客席もすごく温かくて、限られた出番の中を細かく見てくれて、応援の手紙を書いてくれたり…。
みんなの気持ちが伝わって来てすごくうれしかった。

Luke.C

ねえねえ。なんかさぁ、最近、松っちゃんも一緒に夏公演に出てたような気がしてきてるんだよね(笑)。
あの貫禄がさ。

松崎

いやいや、俺初参加だから。ほら、初々しいでしょ? 俺が夏の2人を見て思ったのは、特に健ちゃん。
俺と同じでダンス未経験者だって聞いてたのに、本番でめちゃくちゃ上手くなってたから
「この人やってるよ〜」ってすっごく感心して、同時に「俺、置いてかれちゃうよ」って、すっごく焦った(笑)。
でも一番強く感じたのは、ルークと健ちゃん、同じ学校の仲間がそこに出てるっていう悦びだね。

篠谷

俺も2人の姿を見ててうれしかった。で、やっぱり焦った(笑)。
すごくカッコ良かったから、ダンス初心者の俺も早くあれくらいになって一緒に舞台に立ちたいって思ったし、
その日が近づいて来るのがさらに楽しみになったよ。

齋藤

俺ね、最後のカーテンコールでも役を貫いたあいさつをしてた姿がすごくキタ! 
「俺、この2人のこと好きだな〜」って(笑)。キャラクターの姿でいるときはそのテンションを貫くのって
役者として当然のことで、自分も絶対そうしていきたいって思ってるから。
キャラの色でどこまで幅を持って振る舞えるのかが大切だからね。

Luke.C わかるわかる。
 
-- 皆さんをみていると、すでに着実にチームワークが生まれているという印象があって気持ちがいいですね。
 
松崎

みんなで一緒に過ごす機会もわりと早くから作れてたし。
...そうですね、確かに自分たちの空気っていうのはもうずいぶん出来てきてるかな。

林野 部長としてルークがまとめ役をしてくれてるし。
Luke.C

いやぁ、その場のノリですけどね。大体はまとめるつもりが度を越して、
で、行き過ぎると(林野さんと齋藤さんを指差して)ストップかけてくれるのがこの2人、と。

林野

でも実はルークを一番抑えられるのは聖くんなんですよ。

松崎

聖くんが隣にいるとルークが大人しくなる、っていう(笑)。

Luke.C ま、そういうこともあります。なんかね、一番独特なんですよ、ヒーくんは。
篠谷 えっ!? 自分では特に何にも考えてないんだけど――俺、独特??
松崎

かわいい弟みたいなカンジはあるよね。何をやっても許せちゃうし、
いろいろ教えてあげたいなっていう気になっちゃう。

Luke.C そうそう。本人は絶対意識してないんだと思うけど、結構甘え上手。
篠谷 なんか…こうやってあらためて自分のこと聞くと、恥ずかしい(照)。
林野 しかも本当は俺、ルークのことはわりと放っておいてる(笑)。
齋藤 俺も。見てて楽しいから(笑)。
一応ここがギリギリかなってところで「オイオイ」って突っ込んではおくけどね(笑)。
Luke.C

とりあえず、こうしてワイワイとチームワークを固めるのが第一ってことで。
キャラの関係性なんかは稽古が進んでいく中でじっくり作っていくことになるだろうし、
とにかく「自分たちらしいペースでやっていこう」っていう話しはよくしてます。

 
-- では、本番を経験している先輩として、みんなにアドバイスできることってありますか?
 
Luke.C メイクは慣れるまでちょっと大変かもしれないけど、段々早くなるよ。
俺たちも最初は結構かかってたよね。
林野 うん、1時間くらいとか。
篠谷 そんなに!? 今は?
Luke.C うーん、15分くらい。
林野 俺も20分くらいまで縮まった。
篠谷 早くステージ用のメイクしたいな。超楽しみ!
Luke.C でも甲斐はそんなにいろいろしなくてもよさそうだよ。
篠谷 やっぱり…。でもやりたいなぁ、メイク。
林野 知念やってみる? スゴイよ〜(笑)。
篠谷 やりたいっ!
松崎

夜、ホテルでやってあげれば?

齋藤 いいねぇ。せっかくだからみんなでやろうよ。5人で知念。写真撮りたいっ!
林野 じゃ、こっそりやりますか(笑)。
 
-- 後半へつづく--
 
  © 許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプランニング
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