MMV：ミュージカル・テニスの王子様


菅原卓磨【橘桔平役】	小西大樹【伊武深司役】	松井靖幸【神尾アキラ役】

大好評のうちに終了したミュージカル『テニスの王子様』に、早くも新作が登場！題して、"ミュージカル『テニスの王子様』Remarkable 1st Match不動峰" 今回は注目の不動峰中キャストから、不動峰中部長こと橘桔平役・菅原卓磨くん、伊武深司役・小西大樹くん、神尾アキラ役・松井靖幸くんをクローズアップ！まだ数回しか面識のない３人、ちょっと固い雰囲気になってしまうかな？と思いきや、テープを回す前からノリノリで、やたら息のあっている様子。早くも仲良しムード満点の３人にミュージカル『テニスの王子様』への意気込みを語ってもらいました。

――なんか、すごく仲良いですね!?（笑）

菅原	そうですね、前回もこんなノリで…前回、会ってまだ２回目だったんですよ。でもスルスルと…けっこう打ち解けるの早かったよね。

小西　仲良し！
松井　仲良し！
松井　僕と小西くんは年齢が近いんだよね。
菅原　そうなの？ちょっと待って、俺、５だよ？
小西　35？
菅原　バカヤロ！（笑）二人はいくつ？
松井　僕は21です。
小西　僕も年は21です。松井くんより、学年が１コ上だけど。
菅原　そうなんだ…まあ21も25もそんなに変わらないよな！
小西　そうですね、年齢は関係ないですよね。どっちかと言えば、えー、見た目…
菅原　見た目言うな！（笑）
松井　なかなか突っ込むね～、小西くん！（笑）
小西　仲が良いから言えるんですけどね（笑）

――オーディションでのそれぞれの印象って、覚えてますか？。

菅原　みんな自分のことでいっぱいいっぱいでしたからねえ。
松井　僕は覚えてますよ。キャプテン、思いっきり印象深かったですもん。

小西	僕は初め橘役でオーディションを受けたんですけど、やっぱり自分なりのイメージを持っていくじゃないですか。で、キャプテンが一声出したときに、『あ！橘だ！』って思って。最後、橘役でキャプテンと二人残った時も、『この人橘だったら勝てねえ～！』って思いましたよ。
菅原	嘘を言え～！（笑）でも小西くんって伊武役、合ってる気がする。
小西	僕もやっぱり原作を読んだ時、伊武がキャラ的に一番合うかな、と思いました。舞台ではちょっと難しそうな役ですけど。ハッキリ皆に分かるように、ボソボソ感のある台詞を言うっていうのが、難しいだろうな。でもそれも、なんだか逆におもしろそう！
松井	そうだね、挑戦だね。僕も実はオーディションは伊武役で受けたんだけど、原作を読んだ時は、やっぱり神尾をやりたいって思ってた。走るのが大好きで、舞台上でもたくさん動きたいと思ってますので、楽しみですよ。すっごい早く走りますよ～！（笑）
菅原	そういう意味ではオーディションで受けた役よりも、近いところをついているというか、最終的にはみんな適役に収まったかもしれない。

松井　キャプテンは橘以外、考えられないですもん！（笑）

――小西くんは今回、アニメで伊武役の声優、森山くんと共演ですが…

小西	僕、CD聞きましたよ！それで、取りあえずモノマネやりました。（笑）もちろんこれから僕なりに作っていこうと思ってるんですけど、でも、嬉しいですよね。そういう人が稽古場にいてくれのって、頼りになりますよね。これからいろいろ教えてもらいたいです。

――松井くんは追加公演をご覧になってるんですよね。

松井	はい！会場の盛り上がりがすごかったですね。僕、リョーマ役の柳くんとはもともと友達なので、柳くんに歓声が上がったりしているのがなんだかおかしくて。（笑）とにかく演じてる人たちが、すごく楽しそうでしたね。
菅原	僕はDVDで観たんですが、初めテニスの試合をミュージカルでどうやって表現するのか、全然想像がつかなかったんですけど、あ、なるほど～！と。こういう演出、面白いなあって、すごく感心しましたね。
小西	僕、漫画を読んでからDVDを観たんですけど、すごく面白かったですね。ボールはないのに、迫力ありましたね～！あと、堀尾、カツオ、カチローの３人組がおもしろくて好きでした。
松井	セリが上がってきたりするのも迫力ありましたよね。落ちないかなってちょっと心配になりましたけど（笑）柳、大丈夫かなって。

――実は追加公演の時に、海堂役の郷本くんが落ちてしまうというアクシデントがあったんです。スタッフはみんな蒼白になりましたが、本人は演技を続けながら這い上がって…役柄的にも、まるで演出のようだったので、後で「あれは演出だったんですか？」というメールもたくさん頂いたんですが（笑）

菅原　へえ、やるなあ！
松井　すごい！
小西　その意気でやりましょうね！僕たちも！（笑）

――みなさん、スポーツは得意なんですか？

菅原	学生時代はずっとサッカーをやってましたね。ポジションはトップだったり、ディフェンスだったり…僕の時代は、トップで背の高い高木選手という人がいて、ポストプレーというのがけっこう流行ったんですよね。僕も背が高いから、ポストプレーの役をやって…。
小西	キャプテン、強そうですよね～（笑）僕も、スポーツ大好きです！バスケやら、テニスやら…中学の時に軟式テニス部に入ってたんですけど、バスケも大好きで。家の前にバスケのコートが２面あったんで、部活が終わって帰ってきてから、夜の11：00くらいまで、毎日ストリート・バスケ。お台場の試合にも出たりしました。でも黒人に上からバーンとダンク決められたりして、オメオメと帰ってきましたね（笑）
菅原	バスケが流行ったのも、『スラムダンク』の流れがあるよね。
小西	『スラムダンク』！僕、もう最後の桜木のシーン…最終巻は、台詞ほとんど言えます！
松井	あれ、泣くよね。もう号泣！
菅原	『テニスの王子様』もきっと、今のテニスやってる中学生や高校生にとって、バイブルというか、小西くんにとっての『スラムダンク』みたいな、そういう作品なんだろうね。
松井	うんうん。僕もスポーツは大好きです。野球、バスケ、ソフトボール、ハンドボール…球技は僕、すごいですよたぶん（笑）野球は今も続けてます。稽古の合間に、みんなでキャッチボールとかやりたいなあ～。
小西	今回の稽古場って、出演者も全員男だし、草野球とかバスケとか、一緒にやったりしてみたいですよね。僕、もともと男子校だったんで…松井くんも男子校？
松井	いやいや共学（笑）
小西	菅原さんは男子校？
菅原	いや、共学。小西くんは、ずっと男ばっかり？（笑）
小西	いや、楽しいじゃないですか、男ばっかりって！（笑）今度レギュラーメンバーも含めて、テニスの練習がありますよね。もう楽しみでしょうがないんですよ～
松井	でもどうする？ホントにスネイクとかでバンバンにやられちゃったら…（笑）

――３人とも映画鑑賞が趣味だそうですが…

菅原	僕は映像がきれいな映画が…ストーリー的に言うと、あまりドンパチやるよりも、普段の生活のなんでもない日常を描いているようなものの方が好きですね。

小西　ヒューマン系みたいな…？『レナードの朝』って知ってますか？
松井　知ってます知ってます。あれ、泣きますよね～。
小西　好きですか？
松井　普通ですね。（一同笑）

――小西くんは『レナードの朝』が好きなんですね？

小西　僕は寅さんが好きですね。
菅原　全然違うじゃん！（笑）
小西　今、寅さんを１からずっと借りて観てるんですよ。僕は、『夕焼け小焼けの寅次郎』がおすすめです！

松井　

僕はサスペンスが大好きですね。マイケル・ダグラスの『ゲーム』がお勧めです！先が読めなくて面白いですよ！それから、サスペンスじゃないんですが、「ショーシャンクの空に」。まだ小さい頃に、お父さんに連れられて観に行ったんですけど、会場でスタンディング・オベーションがおこったんですよね。ちっちゃいながらに、すごいなーと思って。

菅原　

僕は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』とか、あと『スモーク』という映画もすごく好き。ハーヴェイ・カイテルっていうちょっと年食った俳優の、タバコ屋の話なんですけど、なんでもない日常を淡々と描いていて…

小西　ミニシアター系だったら、『ニュー・シネマ・パラダイス』はどうですか？
菅原　ああ！あれ好きだね！「アルフレードー！（モノマネ）」
小西　子供が、映画技師になりたくて…
松井　うんうん！いいですよね、あれ！（以下、『ニュー・シネマ・パラダイス』の話で盛り上がる3人）

――これから、いよいよ稽古が始まりますが、何か楽しみにしていることは？

松井	ダンスの稽古が楽しみ！ダンスは初めてなので、すごく頑張りたいですね。あと、みんなでご飯食べに行ったりしたいなあ。
小西	舞台は初めてなんですが、舞台稽古って前から憧れてたんです。レベルアップにも繋がるだろうし、全部未経験だから、稽古そのものがとても楽しみ。歌は少しやっていますが、舞台の歌とは全然違うだろうし、ダンスも初めてだからダンスも楽しみだし、とりあえずわくわくしてますね。
菅原	そうだね。稽古の最終日の段階で、自分も含めて、みんながどの位になってるのかっていうのを見るのも楽しみだよ。

――それでは、HPを見ている方に一言ずつ。

小西	みんな原作や漫画で、キャラクターのイメージをそれぞれ持ってると思うんですけど、自分らしく、でも皆が見て良かったって思ってくれるものになるように、頑張ります！
菅原	やっぱり、青学に負けないぞ！という気持ちで。「不動峰、あなどれないな」と言ってもらえるように、みんなをガンガンまとめて、頑張りたいと思います。

松井　みなさん、ぜひ観に来てくださいね！