::::::: BACK NUMBER :::::::
青柳×伊達×鷲見×河合 編
加藤×斉藤×鎌苅 編
石橋×豊永×堀田 編
城田×足立×相葉×加治 編
柳×鈴木×小谷×荒木×鯨井 編
公演終了コメント 青学 編
公演終了コメント 氷帝 編
柳浩太郎 インタビュー
--卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。
途中いろいろアクシデントもあったりしましたけど、越前リョーマ、彼を演じられてホント良かったです。お客様がどう感じたかはわかりませんが、ここまで3年間、自分のやりたかったキャラクターができて、幸せです。
--自分のキャラクター(越前リョーマ)に何か伝えるとしたら?
舞台の越前リョーマをやって、ところどころ原作のリョーマと違う部分があったかもしれませんが、でも俺なりに、できるだけリョーマに近づいたつもりです。それでも違うなっていう部分があったら、ホントすみません(笑)
--テニミュで一番好きなシーンはどこですか?
僕は歌ってない曲なんですけど、『Now & Forever』かな。
それから初演では、初日空席が目立っていたのに、千秋楽には立ち見まで出たっていうのは印象に残ってますね。こりゃすげぇと思った(笑)
あと、これも初演ですけど、俺がダンスする後ろで上島先生が同じ振りのダンスをしてくれるっていうシーンで、「親父のオーラを感じる」っていうところ。あれは良かったですね。振りを間違えたらどうしようっていうプレッシャーもありつつ(笑)
--ライブで印象に残っていることは?
最初のライブは客席で見てたんですが、オープニングでみんなが俺にラケットを掲げたり、ガッツポーズを送ってくれたんですよ。あれはホント、「おお!」って。感動的でしたね。
--Dream Live 3ndへの意気込みを聞かせてください。
今回のライブで卒業ということになりますが、ホント越前君にはお世話になって。テニミュがあったからこそ今の自分があるって言えるので、感謝の気持ちでいっぱいですね。歌はちょっと自信がないけど(笑)オーラでは負けるつもりはありません。あとは「目」ですね。俺はもう、オーラと目で勝負します!で、歌は…(ペロリ)
--冬公演での鈴木裕樹君に関する印象に残った出来事を語ってください。
彼がソロを歌う時、僕らは上手にスタンバイしているんですよ。歌の途中で上手側の袖の方を向く時があって、その時、スタンバイしている俺らがガッツポーズしたりしてエールを送るんですよ。そうすると彼が笑顔になって。ちょっと音程外しても笑顔(笑)。で、「大丈夫だよ。俺も外すぜ」ってエールをお互い送り合ってました(笑)「やっぱり大事なのはここ(ハート)だぜ。」って(笑)。
--そんな鈴木君へメッセージを。
俺以外のメンバーが変わって、始めはやっぱりちょっと悩んでたりしてたんですけど、彼がけっこう話しかけてきてくれたりして…テニミュのことを熱く語ったりしてくれて。本当に副部長的な人でしたね。彼が副部長で良かったです。
今回も歌を期待してます。俺の歌は…以下省略ってかんじですけど、鈴木君は歌をハートで歌う人なので、お客さんも期待してください!…ハードルあげちゃった!ペロリ!(笑)
鈴木裕樹 インタビュー
--卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。
今まで支えてくれてありがとうございました。でもあれですね、実感ないですねまだ。まぁ最後は一緒に笑って卒業したいな。テニミュが初めてのお仕事だったんで、いろんなことを学びましたね。でも歌はあんまり成長してないかな…(笑)。でも、気持ちで歌うというか、笑顔で歌う余裕はうまれたと思いますよ。大石というキャラクターに出会うことによって、そのやわらかい表情をもらった気がします。
--自分のキャラクター(大石秀一郎)に何か伝えるとしたら?
「たくさんのことを君から学んだ」ということですね。でも、大石を表現するのはめちゃめちゃ難しかった!誰よりも真心がある人だから、僕が常に本気じゃないとできなかったというか…一言一言うそ臭いセリフにならないようにがんばったというか…。髪型を含めすごく大変だったし(笑)僕にとってもっとやりやすい役ってあったのだろうけど、今となってはこの大石を演じられて本当に良かったと思いますね。誰よりも皆とつながりのある役だったと思うし。それだけに氷帝戦で誰よりも早く号泣しちゃったんだと思いますよ(笑)。
--テニミュで一番好きなシーンはどこですか?
『青く燃える炎』。あれはバツグンにかっこいい曲だと思いますよ。山吹が始まる前、新青学(せいがく)のメンバーが初めて結集したときの練習曲だったんですよ。ルドルフを見てかっこいいと思っていたし、それを歌えた時はやっぱりうれしかったですね。あと『グットコンビネーション』。これは、今になってようやく好きになりました。山吹の時は散々な出来だったけど(笑)歌いこむうちに客観的な視点も入って、とてもすてきな曲だなと。
--ライブに関して印象に残っていることは?
“出だしづくし”だったことですね。一番初めの、「みんなー!」からはじまる挨拶もそうだし、『青く燃える炎』『ザ・レギュラー』の歌い出しもそうだし。大事な曲が俺の第一声でコケたらえらいことなんで(笑)すごく気を使いましたね。あと個人的にリーゼントのシーンとか楽しかったですね。
--Dream Live 3rdへの意気込みを聞かせてください。
もう卒業なんで、ドカーン!ですよ(笑)。お客さんが一生忘れられないようなスペシャル卒業ライブにできたらいいですね。とにかく自分が楽しむこと、そして楽しんでもらうこと、一番はそれですね。
--冬公演での小谷嘉一君に関する印象に残った出来事を語ってください。
コニーか!ちょっと嬉しいなあ(笑)彼はいろいろ伝説があって。樺地戦で、ラリーの時汗飛ばしすぎて、最前列のお客さんに引かれたりだとか、ラケット振り回しすぎてぶつけたりだとか。何かとやらかすんですよ、あの最年長!もう、ホント気をつけてください!(笑)でも本当に樺地戦のラリーは最高でしたね。応援してる俺たちも心から熱くなれた試合でした。まあ、それほど彼が無我夢中で(笑)演じてくれたからこその、最高の試合だったと思いますよ、はい。
--そんな小谷君へメッセージを。
日ごろから笑いの神がついてる男・小谷嘉一。君のその天然っぷりは周りを幸せにしてくれました(笑)。とにかく、彼が良い奴で助かった。だってホント、クソガキばっかりじゃないですか、僕を含め(笑)。シロタンだけ気に任せるんじゃなく、自分もまとめ役を買って出ようようとした時、一番親身になってくれたのがコニーだった。いろんな事を頼ったし、いろんな事を教えてもらった。君は青学(せいがく)一の良い奴だ。コニーが「タカさん」でホントに良かった。ありがとう。これからもよろしく。
小谷嘉一 インタビュー
--卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。
テニミュは、僕にとってもう生活の一部って感じでした。テニミュを1年半もやってこれたのは、応援してくださった皆さんのおかげだと思ってます。あの声援やお手紙がなかったら、続けられたかどうか。つらい時期もありましたから。本当にありがとうございます。この一言につきます。
--自分のキャラクター(河村隆)に何か伝えるとしたら?
最初は「似てるかな」とも思いましたけど、役をつきつめていくうちに、やっぱりタカさんと自分の違うところがいっぱいでてきて、演じれば演じるほど難しくなっていきましたね。でも、辛い時に励ましてくれたのは、タカさんのセリフでした。みんなのために自分を犠牲にするって、本当に強い人だなって思います。タカさんには勇気づけられました。本当に出会えて良かったです。
--テニミュで一番好きなシーンはどこですか?
好きなシーンはいっぱいありますね。不二の白鯨とか。手塚・跡部戦とか。氷帝戦は舞台に立ってるのに普通にお客さんとして見入ってしまうくらい好きですね。でも一番思い入れがあるシーンはやっぱり、河村・樺地戦の波動球の打ち合いですね。あそこはもうテクニックとか見せ方とか関係なく、ワッシーと「気持ち」をぶつけあった感じですね。特別ですね、あのシーンは。自分が河村隆を演じてる間にあのシーンができて本当にうれしいです。
--ライブに関して印象に残っていることは?
最初まだどう演じればわからない頃、いつも前キャストの皆さんのビデオを見てたんですけど、気づいたら前キャストの歌のファンになってたんですよ(笑)その歌をライブで歌えることになって、すごい嬉しかったですね。『これが青学(せいがく)レギュラー陣だ』とか。この歌を歌った時に初めて「ああ、俺は青学(せいがく)の河村隆なんだな」って自覚できて、役との距離が近づきましたね。『ザ・レギュラー』とか『チャレンジ』『青く燃える炎』、全部かっこよかった。
--Dream Live 3rdへの意気込みを聞かせてください。
卒業なんだなっていう実感はまだないんですけど、とにかく歌でもダンスでも今やっていることが最後なんだと自覚して、悔いを残さず最高の形で見せられたらと思います。卒業式で泣いたことはないんですけど、今回ひょっとしたら泣くかもしれない(笑)でも青学(せいがく)レギュラー陣最年長としてやってきたので、やっぱり最後くらいは最年長らしく(笑)慰める役回りに徹しられたらなと思います。
--冬公演での荒木宏文君に関する印象に残った出来事を語ってください。
夏公演と比べて、まったく違ってましたね。夏公演が悪かったということじゃなく、冬の方がセリフに重みが増してた感じがして。もともと歌もダンスもうまいなって思ってましたけど、芝居の部分でもちゃんと立っていて、すごいなって思ったのが正直な感想ですね。あと、腰とかを痛めてつらそうな時もがんばってましたね。何でもできちゃうように見えて、実はがんばり屋さんなところが好きですね。一緒にやれてよかったです。
--荒木君へメッセージを。
今まで1年半の間、一緒にやってくれてありがとうございます。これからも荒木君をはじめ、青学(せいがく)レギュラー陣は仲間なので、何かあったら頼ってほしいし、こちらからもよろしくお願いします。これからも良い仲間でいてください。
荒木宏文 インタビュー
--卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。
山吹の冬公演からずっとやらしてもらったわけですけど、その頃応援してくれた方々って、原作アニメや、前の乾役の草太さんが好きで観てくれたわけで、僕を受け入れるのに時間がかかったと思うんですよ。でもそんな中で、意見やアドバイスをファンレターでたくさんいただいたりして、いろんな意味でお客様には支えてもらいました。応援してもらったというより育ててもらった感じです。一言「ありがとう」って伝えたいですね。
--自分のキャラクター(乾貞治)に何か伝えるとしたら?
一見「乾」って感情のない人間に見えますけど、本当は仲間のためを想ってやっていることって多いし、眼鏡の奥では、やさしく仲間を見守っている目をしている人間だと思うし、実は一番人間が好きなんだと思う。人と接することの大切さを教えてくれたのが「乾貞治」だったと思いますね。
--テニミュで一番好きなシーンはどこですか?
好きというか、一番印象に残ってるのは、山吹戦の時の「青学(せいがく)レギュラー、ランニング開始」っていうセリフですね。僕の一番最初のセリフでもあり、舞台が始まる最初のセリフでもあったんで。やっぱり責任を感じたし、すごい緊張しましたね(笑)。
--ライブに関して印象に残っていることは?
「分析の歌」の時、塩沢君との掛け合いがあったんですけど、公演ごとに違うネタをやったんですよ。そういうアドリブ的なことに始めて挑戦したので印象に残ってますね。自分の見せ場でもあったので、すごく念入りに、本番直前まで塩沢君と話し合ったりしてました。乾が前面に出るってことがそれまでなかったし考えたこともなかったので、かなりテンパったけど(笑)。
--Dream Live 3rdへの意気込みを聞かせてください。
2ndの時は、初めてのライブで何をすればいいかわからなくて戸惑ってた自分達がいたので、今度は氷帝メンバーがそうならないように、助けられるところは助けていきたいですね。あと、卒業イベントというよりは、青学(せいがく)と氷帝がお互い切磋琢磨して、「Dream
Live 3rd」として純粋にクオリティの高いものを目指したいですね。結果的にそれが「いい卒業だったね」ってことにつながればいいと思う。
--冬公演での鯨井康介君に関する印象に残った出来事を語ってください。
夏と冬で全然キャラクターが違ってたんですよ。社交的になってた(笑)。夏公演の時は、自分で何とかしようと思っていたのか気持ちを内に秘めてる感じだったんですけど、冬公演の時に、たぶん話し合ったほうが問題を解決しやすいってことに気づいたんだと思う。稽古場でみんなと楽しくやってる鯨井君を見て、「鯨ちゃん、大人になったなぁ」って思う反面、「なんだか海堂じゃなくなっちゃったなぁ」ってちょっと寂しくもありましたね(笑)。もちろん舞台ではちゃんと「海堂」だったし、体力的にも大変なあの役をやり遂げた鯨ちゃんはやっぱりすごいなって思いますね。
--そんな鯨井君へメッセージを。
山吹公演の時から、舞台上では僕が見守る側の役でしたけど、稽古場では鯨ちゃんに助けてもらったなぁと思いますね。それはアドバイスとかそういうことじゃなくて、パートナーとして必死に稽古してる鯨ちゃんを見て、俺もがんばらなきゃって思えたので。鯨ちゃんの妥協しない意志の強さに、すごい学ぶことができたし、支えになった。本当に「海堂」が鯨井康介で良かったと思いますね。
鯨井康介 インタビュー
--卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。
ファンの皆様、1年半に渡って僕たち新青学(せいがく)を応援していただき本当にありがとうございました。少し早い気がしますけど、そう感じるのも楽しかった思い出や大変だった思い出、その一つ一つが色濃くこの1年半に詰まっているからだと思う。この間、何度みなさんからのお手紙に助けられたかわからないし、ファンの皆さんのありがたさを知った1年半でもありました。感謝の気持ちは言葉では語り尽くせないものがありますね。これからもホント、よろしくお願いします。
--自分のキャラクター(海堂薫)に何か伝えるとしたら?
「お前は素直じゃないな」と(笑)。1年半付き合ってみたけど、お前はやっぱり素直じゃない(笑)もっと俺みたいに皆と仲良くしろよ、そうすればライブで盛り上がれるんだから!(笑)でも、ちゃんと連帯感を持ってるあたりはかわいいなと思いますね。最初は男のかっこよさみたいなものを感じてたけど、今はかわいい奴めって感じですね。かなり愛着が湧きました。
--テニミュで一番好きなシーンはどこですか?
やっぱり河原のシーンかな。あらヤンとたくさん悩みながら作り上げたシーンであるだけに思い出深いし、原作を読んでても熱くなったシーンですから。このシーンをやるまであらヤンとそこまで深くは話し合ったりしたことなかったんですけど、お互いの意見をぶつけ合うことで、二人の間に新たな関係性が生まれたりもして。そういう意味でも印象に残るシーンですね。
--ライブに関して印象に残っていることは?
ステージに皆で走って登場した瞬間の会場の雰囲気を今も鮮明に覚えてますね。音と空気、ペンライトの眩しさ、6千人集まるとこうなるのかっていうあの大歓声。地響きみたいでしたね(笑)。あの空気感って日常からかけ離れていて、今思うと「あれは夢だったんじゃないか」って思うくらいの世界でしたね(笑)。
--Dream Live 3ndへの意気込みを聞かせてください。
卒業ということですごく寂しい気持ちもあるけど、テニミュの経験を通じてまた新たなスタートラインに立ったという思いもあります。だからこそいいスタートをきれるように、そしてファンの皆への感謝の気持ちを胸に秘めつつ、一生懸命がんばれたらと思います。
--冬公演での城田優君に関する印象に残った出来事を語ってください。
青学(せいがく)の柱として皆すごく頼りにしてますね。「青学(せいがく)を事実上まとめてるのはズッキー(鈴木)だから。俺は何もしないから」ってよく言ってるけど(笑)。でもそう言いながら何気に僕たちのことを気にかけてくれて、ホントに感謝することが多い人ですね。夏公演の話になっちゃうんですけど、あの城田さんが最終日ボロ泣きだったんですよ。この時初めて城田さんの涙を見たんですけど、やっぱりこの人は仲間っていうものをすごく意識してた人なんだなって知って、僕自身もすごく熱くなって泣いてしまいましたね。本当に尊敬できるお兄ちゃんです。僕の目標ですね。
--そんな城田君へメッセージを。
それじゃあ、僕からというより皆を代表して。1年半の間、僕たちを支えてくれて本当に感謝しています。城田君、すてきな部長でいてくれて、ありがとう!
© 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト ©
許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング