クローズアップ
石橋裕輔 インタビュー
石橋裕輔 --卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。

初演から応援してくれているお客さんは、僕たちの変化とか成長の過程を見てくれたわけで、そういう意味でも楽しんでもらえたんじゃないかな。新メンバーになってからテニミュを観始めたお客さんも、一年トリオの存在意義はわかってもらえてたと思う。テニミュで少しでも元気が出たり、感動してもらえたとしたら嬉しいですね。これまでテニミュを応援してくれてありがとう。僕は、いい時期で卒業できると思う。公演じゃなくてライブで卒業っていうのもありがたいですね。しめっぽい終わりじゃなく、お祭りみたいに楽しく終われるので。「また今度!」って感じでね(笑)

--自分のキャラクター(堀尾)に何か伝えるとしたら?


テニミュの堀尾という役をやったことで僕自身成長できたし、すごい勉強になったんで、感謝してますね。始めよく「出オチ」って言われて戸惑ったけど、最近は三枚目をやっててよかったなって思います(笑)僕が演じた「堀尾」は、今後もずっと僕の中に残っていると思うので「これからもよろしく!」って感じですね。

--テミニュで一番好きなシーンはどこですか?

いろいろあるけど…柳が復帰してから歌った「I'M ALWAYS WINNER」のシーンかな。柳のためにある歌だなって思ったし、今でもあの時のシーンは目に焼き付いてますね。オレンジ色の照明も印象的だったし。まぁ、でも稽古場の風景が一番思い出深いですね。みんな私服でしゃべったり遊んだり、悩んで模索したり…僕にとっては忘れられないシーンですね。

--ライブに関して印象に残っていることは?


やっぱりユウヤかな。最初のライブの時のユウヤ。最初の稽古場でのユウヤは、ホント内気で人の目を見てしゃべれなくて(笑)あの頃のユウヤは印象に残ってるなぁ。でも次のライブの時はすごい堂々としていて。ライブ1stからライブ2ndにかけての間に、あいつが一番大きく変わったと思う。ついでに人生も大きく変わったんじゃないかな、あいつは(笑)

--Dream Live 3rdへの意気込みを聞かせてください。

楽しんでやりたいですね。キャスト全員で楽しんでやれば、お客さんにも楽しんでもらえると思う。2500人のお客さんに伝わるように、とにかく楽しくやれればいいですね。

--冬公演での豊永利行君に関する印象に残った出来事を語ってください。

稽古中だった頃かな、トッシーが急に「一緒に歌やらない?」って言ってきてくれて、すごくうれしかったですね。トッシーと音楽の話は前からよくしていたんだけれど、一緒にやろうって言ってくれたのがうれしくて。テニミュメンバーだけですから、歌うまいとか言ってくれるのは(笑)

--そんな豊永君へメッセージを。


普段から仲が良いので、これが最後ってわけじゃないし、改めて言うこともないけど…「カチロー」と「堀尾」として会うことはないわけだから、今度は別の役者・豊永利行を僕はいつまでも応援したいと思う。役者として尊敬もしているし友達でもあるけど、これからはライバルとして戦っていきたいですね。トッシー!お前には負けないぞ!いつも思ってたけど、本当は俺の方がかわいいんだよ!(笑)
豊永利之 インタビュー
豊永利之 --卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。

どうも、トッシーです。一年生トリオを初演から演じて参りました。原作ではあまり目立たない存在のカチローをはじめ一年トリオが、舞台をやっていくうちに自分たちのポジションを確立できたのも、お客さんのおかげなんじゃないかなぁと思っていて、お客様にはホントに感謝しております。まぁ、自分としてはやりきった感がありますね。これからの新しい一年生トリオが楽しみでもあります。そして、お客様とはまた違うところでお会いできたら嬉しいですね。

--自分のキャラクター(カチロー)に何か伝えるとしたら?

記念にカツラをください(笑)。原作とはだいぶ違うキャラだと言われますけど、最初、自分なりに考えたカチロー像はあったんですよ。ただ、不動峰の再演あたりで、上島先生から稽古場で「カチローは手塚ラブでいってみようか」って言われて(笑)たぶん、そのあたりから自分の中のカチローの方向性が変わり始めましたね。まぁ、インパクトを残すという点では成功したと思います。いろいろ迷言もありましたし。

--カチローの迷言ベスト3を挙げるとしたら?

何気に気に入ってるのが初演の缶ゲームのシーンで、缶が顔に当たって泣きながら去る時に言ったアドリブ「堀尾君のバカァ〜!」ですね(笑)これが第三位。第二位は氷帝戦での「手塚部長が負けるなんて…」というセリフ。ホントに心の底から言えたセリフですね。第一位は、やぱっり「ワォ!」ですかね(笑)一番好きでもあるし印象に残ってる迷言ですね。

--ライブに関して印象に残っていることは?

前回のライブは他の舞台で出られなかったんですが、その舞台の間は、すごく裕輔と堀田チンのことが気になってましたよ。そして無性に寂しかった(笑)ホント二人には迷惑かけたなぁって思いますね。あと、ライブはやっぱり舞台とは違う熱気がありますよね。あれは癖になりますよ(笑)

--Dream Live 3ndへの意気込みを聞かせてください。

まぁ、いつも通りじゃないですか(笑)卒業ですけど、あまり深刻にならずに、明るく楽しく終われたらいいですね。

--冬公演での堀田勝君に関する印象に残った出来事を語ってください。


稽古中に、知り合いのライブを堀田チンと観に行ったんですけど、プライベートで会うのはそれが初めてだったんですよ(笑)意外に思われるかもしれないですけど、1年トリオはプライベートではほとんど会わないんですよ。会っても「芝居論」だったり「ダンス論」だったり、重いんですよ、話が(笑)酒が入ると特にね。まるでオッサンですよ(笑)

--そんな堀田君へメッセージを。

山吹以降、最年長としてがんばってきてくれました。それなのにメンバー全員からいじられて(笑)それでも笑顔で皆をまとめてくれた堀田チン、ありきたりな言葉だけどすごく感謝しています。堀田チンのフォローがあったから、僕も自由にバカができたと思うし。そういう意味で地味な役割をキチンとこなした堀田チンはやっぱり大人だなぁと思うし、役者だなぁって思います。三年間ご苦労様。そして三年間お世話になりました。これからもよろしく。
堀田勝 インタビュー
堀田勝 --卒業にあたってお客様にメッセージをどうぞ。

遂に!(笑)遂に一年生トリオが卒業ということになりました!まる3年、一年トリオをやってきたわけですが、終わる時がきたんだなと今しみじみ実感してます。初代の青学(せいがく)が卒業し、新しいメンバーが入ってきたらいつの間にか最年長になってまして(笑)僕たちが支えなければなぁって思いましたね。ただそれは、皆を引っ張って行こうってことじゃなくて、舞台上で自分のやるべきことをキチンとやろうと。それが自分の仕事だとずっと思ってました。最後はライブで楽しく終わりたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします!あと、堀田勝ともども、これからのテニミュも引き続き応援してください!

--自分のキャラクター(カツオ)に何か伝えるとしたら?

うーん、とりあえず「ゴメンナサイ」かなぁ(笑)最初のうちはストレートに演じてましたけど、だんだん僕なりのキャラができてきちゃって(笑)あと、やっぱり「ありがとう」かな。カツオって原作にはあまり出てこないキャラだから、自分でいろいろ考えながら作っていくしかなくて、それは一年トリオの他の二人との兼ね合いもあるんだけど、そういう意味では、芝居をやっていく上でもとても勉強になりました。「ありがとう」(笑)。

--テミニュで一番好きなシーンはどこですか?

やっぱり、タカさんと樺地の戦いは好きですねぇ。漢(おとこ)同士の純粋な戦いって感じがします(笑)稽古の段階からゾクゾクきましね。
自分のシーンでは、エプロンつけたシーンかな(笑)自分で自分が気持ち悪かったけど楽しかった(笑)まぁ、三人トリオで出るシーンは全部好きですよ。大変だったけど、すごく楽しかった。

--ライブに関して印象に残っていることは?

なんといっても去年のライブでトッシーがいなかったことですね。三人から二人になって、怖かったというかなんというか、痒かった(笑)。いなくなってみて初めてトッシーの存在の大きさを感じましたね。いつもより舞台が広く感じました。

--Dream Live 3ndへの意気込みを聞かせてください。

とにかく「楽しんでやろう」ってことですね。今までは「しっかりやろう」ってことが一番だったんですけど、今回に関しては、本気で楽しんでやろうかなって思ってます。

--冬公演での石橋裕輔君に関する印象に残った出来事を語ってください。

冬公演に限らないけど、裕輔はいつも全体を支えてくれてたなって思いますね。皆と積極的にコミュニケーションを取ったりして。それが素なのかわからないけど(笑)今回も、バカ話でみんなの緊張をほぐしてあげたり、ダンスで疲れた人にテーピングをしてあげたりしていました。

--そんな石橋君へメッセージを。

僕にないものをたくさん持っている人だと思います。いろいろ勉強させてもらいました。これからもそのままの裕輔でいてください。
 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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