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桃城武役、森山栄治くん。テニプリメンバーのみんなからは、常に頼りがいのあるお兄さん的存在として慕われてる森山くんです。レッスン中、初回公演の本番中…そんな森山くん、いつもどんなことを考えていたんでしょうか。
――追加公演が決まったときのご感想は。 嬉しかったです!
前回、あれだけ盛り上がったんで、あの興奮がもう1回よみがえるかと思うと、もう今からワクワクしてます。大阪公演も楽しみですね!
――今回の目標は? 「もっと若く!」(笑)
GW公演の時も、自分なりにはね、あの〜、若々しく演じたつもりだったんですが。(笑)
13、4歳の役というのは始めちょっと不安でしたが、実際やってみたら「あ、なんか、けっこう若くなれたかな?」と自分では思っていたんですよ。なのに他のキャストから、「ちょっと違うんじゃないの〜?」なんて、突っ込まれることが多々ありまして。(笑)まあ今回は、そういうスキがないように、ということで。
――桃城武の役作りで、森山さんにとって難しかった部分って? やっぱり、イメージの部分ですね。
お客さんの持ってる、桃城武のイメージを崩さないように、と…。
かと言って、僕がイメージする桃城武と、お客さんの持ってるイメージが果たして同じものなのだろうか、という不安もありました。まあ最後は強引に、もう森山栄治のイメージする桃城武を、「これでどーだ!」って感じでやりましたけども。(笑)
お客さんたちの持ってるイメージをくつがえさないように、でも良い意味で壊して、桃城武を森山栄治に近づける。そこが舞台化の魅力でもあると思うんですけど、やっぱり一番難しい部分でしたね。
――今回から加わった、新メンバーのおふたりはいかがですか。 2人ともやっぱり、もうある程度出来上がってしまってる中に入ってこなくちゃいけないですから、大変そうですね。
たかし(菊丸英二役:永山たかしくん)はホント努力家で、隅の方で黙々と練習しているところをよく見かけます。
そんなコツコツ型のたかしに対して、モリモっちゃん(河村隆役:森本亮治くん)は、流れに沿うタイプ。僕と同じタイプなんですけど(笑)現場の空気に、ポン、ポン、ポンって乗っかっちゃって、あとで必死に役を作る、という(笑)一見、どっちかというとモリモっちゃんの方が真面目そうに見えるんですけど。
なんだか2人とも、見た目の印象とは逆のタイプですよね。(笑) ――メンバーの中で、特に仲がいいのは?
よくツルんでるのは、やっぱり*pnish*でも一緒にやってる、土屋(大石秀一郎役:土屋裕一くん)ですね。テニプリの稽古前に*pnish*の稽古があって一緒に移動したり、テニプリの稽古終わりに*pnish*の稽古があって一緒に移動したり(笑)なんだかんだで、やっぱり土屋と一緒にいることが多いです。
――*pnish*の土屋くんと、テニプリの稽古場にいる土屋くん、森山くんから見て、違いはありましたか?
テニプリの稽古場の土屋を見て、けっこう周りに気を使う人なんだ、ということを改めて思いましたね。
*pnish*ではもうみんな気心が知れちゃってるんで、いまさら気を使う場面もなくなってしまってますけど、テニプリの場合はみんなまだ日が浅いから、特に新しく入った2人に対しては、騒いだり、面白いこと言ったりして盛り上げようとしてますね。それが土屋なりの気の使い方なんだな、って言うのがね。*pnish*結成当時のあいつを見てますんで、よく分かります(笑)
――森山くん自身にも、*pnish*の森山栄治と違ってる部分ってあると思いますか? 僕もまあ、違うでしょうね。(笑)
一応レギュラー陣の中では最年長なんで、部長(滝川英治くん)と一緒になって、締めるとこ締められればいいな、と。やっぱりテニプリメンバーって、みんな若いですし、舞台に慣れてない人も多いですから。まあ実際あんまり締めれてないんですけど。(笑)
――本番中にハプニングなどはありましたか? えー、実はこれ、今まで未発表だったんですが。(笑)
場面的にはですね、1幕のラストで、越前リョーマのソロがあるんですよ。リョーマが前を向いて歌っているんですけど、その後に南次郎が登場して、セリフを言って、去る。で、その後、曲で言うと2番のアタマから、桃城、海堂、菊丸とレギュラー陣がどんどん出てきて、リョーマの後ろに勢ぞろいする…というシーンがあるんですが。
で、2日目だったかな?えー…、南次郎より先に出ちゃったんですよ、僕は。曲のドアタマですよね。リョーマの歌い出しで、誰よりも先に駆け出しちゃって。(笑)
で、3歩くらい行ったときに、「あ、違う!」って思ったんですよ。出ちゃってから、間違えたー!って思って。それでもう、「頼む海堂、俺につられるな!」とか、「菊丸、出ないでくれー!」って、舞台の上ですごい必死に祈ってたんですけど…ぜーんぜん、誰も来なくって(笑)誰も僕につられなかったので、本当に良かったんですけど。(笑)
さて俺はどうしよう…さあ、一人でセンターに立ってるぞ、俺は。どうすればいいんだー?と。(笑) ――センターまで行っちゃったんだ!(笑)
ちゃんと、位置についてしまいまして。で、このあとすぐ南次郎が出てきちゃうし、もうどうしよう!と思って。(笑)「あ、そうだ、リョーマを見よう!」って、リョーマを見て、「うんうん」とか頷いた芝居して、で、そのまま猛ダッシュでハケました(笑)
で、そのまま裏をカーッと走って、元の位置に戻って、2番のアタマで、今まで通り何事もなかったかのようにサササっと澄ました顔でもう一度出て。
――誰も気がついてなかったんですか?リョーマ役の柳くんは?(笑) 知っている人は知ってたかな…?というかんじで、ハイ。お客さんも気がついてなかったと思いますね。(笑)
リョーマはですね、完全に客席を向いているので、後ろは見えてないんです。きっと、「ここは俺一人の歌なんだ」って思いながら歌ってたと思いますね。あんな場面で、まさか俺が後ろで頷いていたとは知らずにね(笑)
――最後にスゴイ話を伺ってしまいましたが(笑)このHPを見ている方に、メッセージをひとこと、どうぞ。
HPをごらんの皆様、今回、3人キャストが替わりまして、GW公演とはまた違ったものになっていると思います。劇場も大きくなりますし、みんな気合い入れて頑張ってますんで、よりパワーアップした「ミュージカル・テニスの王子様」を、ぜひ期待して待っててください!
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© 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト ©
許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
 
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