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ミュージカル『テニスの王子様』青学 VS 聖ルドルフ・山吹

 

CLOSE UP

青学vs聖ルドルフ・山吹 Close Up 許斐先生初日インタビュー

青学vs聖ルドルフ・山吹公演が、いよいよ開幕いたしました!
許斐 剛先生に初日公演をご観劇いただき、感想を伺いました。

※一部公演内容に触れていらっしゃる箇所がございますので、お読みになる方は予めご了承下さい。

許斐先生、お忙しい中、ご観劇いただき本当にありがとうございました!

 

ルドルフ・山吹公演を一言で表すと?

『勇気』ですね。『勇気vs意地』という曲がありますが、震災があって大変な状況の中で公演を行うというのは、とても難しい決断だったと思います。それでもみんなで頑張って稽古を続けて、こうやって公演を迎える事が出来た。テニミュを観に来るお客様に勇気を与えて、日本を活気づけて欲しいと思います。あとは、公演初日が誕生日だったリョーマ役の小越くんも、字は違うけど『勇輝』ですしね(笑)

聖ルドルフの印象はいかがでしたか?

面白かったです。小ネタが良い感じで入っていたので、テンポ良く感じました。あと、チームの色がとても良く出ていましたね。聖ルドルフは、最近改めて「キャラの配置が良いな」と感じていた学校なんです。観月の、がんばってるんだけど少しお笑いの要素もあるところとか、存在感が出てて良かったですね。「んふふっ」っていう笑いもすごく好きです!みんな本当に、舞台上でもチームの雰囲気を上手く表現してくれてるなと思いました。

山吹の印象はいかがでしたか?

壇くんが可愛かった(笑)!山吹は、リョーマを始めとした青学メンバーを苦しめる学校なんですよね。テニスの天才であるリョーマが、初めて勝てないかもしれない相手・亜久津に挑んでいく。もちろん勝つのはわかっているんですけど、「大丈夫かな?どうやって勝つんだろう?」って思ってしまいました。この2人の試合はミュージカルで観ても鳥肌が立ちますね。底なしの才能を持っているように見えるリョーマが初めて限界まで追い詰められて、そこを突破する。そしてそれを引き出す亜久津を、見事に演じてくれたと思います。

青学が成長したなと感じる点はありましたか?

頼もしくなったなと感じましたね。緊張している感じはしましたけど、安心して観る事ができました。ミスをしてもちゃんと持ち直して芝居を続けることができていて、その精神力に感服しました。

テニミュを観に来たお客様へ一言お願い致します。

まず、大変な状況の中劇場へ足を運んで下さり、本当にありがとうございます。地震の影響で気持ちが落ち込んでしまいがちで、みんな明るい事を求めていると思うんですよね。テニミュカンパニー一同一丸となって公演を作っているので、そのパワーを直に感じて元気になっていただきたいです。あと、劇場で義援金募金を行っているので、少しでもご協力いただけると嬉しいです。