クローズアップ
インタビュー和田正人編
和田正人 ――それではまず、自己紹介からお願いします。

千石清純役、和田正人です。高知県出身、22才です。
僕はずっと陸上をやってたんですけど、怪我だとかいろいろあって続けられなくなって、この先どうしようかという時に、何か大きな事を目指したいな、と思いまして。それがこのお仕事を始めるようになったキッカケです。

――テニミュのお仕事が決まった時は?


嬉しかったですよ〜!
ミュージカル観て、カッコいいなあ〜って思ってましたから。
あのカーテンコールが!すごくいいじゃないですか。あんな所に立てたら、すっげー嬉しいんだろうな、最高なんだろうなって。だからホント嬉しかったですね。


――和田くんは原作も読んでたんですよね。

ずっと読んでましたね。ジャンプで"無我の境地"のところを読んで、「おお!すげえ!」って思って、マンガ喫茶で一気に読み返したりなんかもしてました(笑)
テニスのマンガなんだけど、なんだか常識を超えたようなところがあって、面白いですよね。さすがジャンプのマンガだな!って。
『テニスの王子様』のミュージカルがあるってことも知ってました。以前、ジャンプに載ってましたよね?その時、越前リョーマ役の子を見て、すっごいハマってるな!って。たぶん柳くんの写真だったんですけど、「うわ、そっくり!」ってびっくりしたのを覚えてますね。
最近になってミュージカルを観て、「おお〜!あの時ジャンプで見たのはこれなんだ〜!」という感じでした(笑)
その時はリョーマ役は遠藤くんだったんですけど、遠藤くんもすごいハマってますよね。
全体的にも、原作ここまで表現できるなんて、すごいなって思いました。

――千石清純と和田くんに、共通点ってありますか?

女の子に優しい所!男友達にも優しいですけど(笑)
僕、優しいですよ。基本的に人と触れ合うのが大好きなんで。
千石は、すごく陽気なキャラクターですよね。ちょっと一風変わったところも、すごく好き。
共通してる部分は、けっこうたくさんあるんじゃないかなあって感じましたね。自分を生かせそうだな、と。


――先日、キャラクター写真の撮影がありましたが、初めて千石役のカツラをかぶってみて、どうでしたか?

カツラなんてかぶるの初めてだったんで、その時はけっこう自分では違和感があったんですけど、でもかぶった瞬間にヘアメイクさんが「似合うねえ〜!」って。一緒にいた鈴木くんや足立くんも、「おお〜!似合う似合う!」って言ってくれて。
それでなんか…、あ、そうなのかな…?って、鏡見ながら、こう、ちょっとポーズ作ってみたりして(笑)
まあこれからじっくり見てるうちに、自分でも慣れてくるんじゃないでしょうか。

――歌やダンスは、レッスンしてみて、どうですか?

ダンスは今まで経験がなかったんですけど、すごく楽しいです。振り付けを覚えるまではちょっと苦手だけど、覚えてしまうと楽しいんですよね。ちゃんと練習すれば出来るなって感触はありますね。
あと、テニスもすごく面白かったです!趣味で個人的にもやりたいなって思ったくらい。
和田正人


――稽古場でもすごく努力家で、メンバーを引っ張っているとお聞きしましたが。


え、ホントですか?どうですかねえ(笑)
うん、でも、努力はする方ですね。芝居の役作りって、例えば人から、全く関係ないんじゃないか?って思われることでも、そういう所から何か掴めるかもしれないって思うんで…だから、いろいろやります、僕は。
まあとにかく、妥協はしません!やるからにはちゃんとやりたいんで。

――山吹のメンバーについての印象は?

なんかね、原作の中でのキャラクターとしては、敵チームだし、なんか怖いというイメージがあるじゃないですか。特に亜久津とか。
でもね〜、実際にみんなと関わってみると「なんて優しい、いい人たちなんだ、みんな!」という感じですね(笑)ホントにね、すごくいい人たちなんですよ、みんな!だからすぐに打ち解けられましたね。
JURIくんにしても、普段は全く亜久津みたいな鋭さはなくて。鋭くなるのは「JURI〜」って伸ばして呼んだ時くらい。"ジュリー"って伸ばすのは厳禁なんですよ(笑)自己紹介の時から「JURIは伸ばさないで下さい」って(笑)

――青学(せいがく)メンバーについてはいかがですか?

ホント、バカみたいに元気な奴ばっかりですね(笑)
例えば…まあ加治将樹って奴がいるんですけど、もうホント、うるさいほど出たがりで…(笑)あとアダーチンとか…なんだか濃い〜存在の奴がいたりとか。
今回が初仕事という人も多いんですけど、初めてとは思わせないほど、みんなエネルギーが高い!"みんなでいいものを作ろう!"というムードも、青学(せいがく)を中心に、全体的に伝わってきてる感じ。山吹も青学(せいがく)も含めて、全体的なチームワークが出来てきてると思います。
本稽古に入って、これからどうなっていくのかが楽しみですね。

――それでは最後に、HPを見ている方にひとこと!

みなさんに"夢"とか"愛情"だとか"感動"とかを与えられるよう、今、ホントにみんなでひとつになって、一生懸命がんばってます。
ですので、みなさんも期待して、楽しみに待ってて下さい!

 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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